ヘアトリートメントの効果①
トリートメントは上手に使用することで、
傷んだ髪の毛の手触りや見た目を改善することに効果を発揮するアイテムなのです。
今回は、トリートメントの効果についてご紹介します♪
セルフトリートメントとサロントリートメントの違い
トリートメントには大きく分けて、美容室などで処理を行ってもらうサロントリートメントと、
自分で行うことができるセルフ(ホーム)トリートメントがあります!
これらの2つのトリートメントの違いをご紹介します。
成分が浸透しやすい
サロンで行うトリートメントは、自分で行うものよりもしっかりと髪の毛に成分が浸透します!
髪の毛は死んだ細胞の塊であり、
傷んだからと言って自己修復したり念入りなケアによってダメージが根本から治ったりすることはないのです。
しかし、トリートメントなどのケアで、
キューティクル表面を整えたり水分を補給したりすることで、髪の毛の手触りや見た目の質感などを改善することはできます。
ホームトリートメントでは、髪の毛の表面部分しか整えてあげることができませんが、
サロントリートメントでは、髪の毛の表面に加えてもう少し髪の内部の方まで浸透させることができますよ。
持続期間が長い
サロントリートメントは髪の毛のより内部まで成分を浸透させることができます。
そのため、トリートメント成分が髪の毛から抜けにくくなり、
手触り感や髪の毛の保湿といった効果が長持ちしやすいことも特徴的です!
サロントリートメントでは、より浸透力などの高い処方のトリートメント剤を使っているだけではなく、
スチームなどの機具を用いることによって、より効果的な処理を行うことを可能にしているのです。
ホームトリートメントでは、サロントリートメントほどの持続力や浸透力はありませんが、
簡単に手に入り、価格なども手軽であるため、
短いスパンで繰り返しケアすることで、髪の毛の質感を保たせることができます。
美容室でのトリートメント効果
効果の持続期間は1週間~1か月程度
ホームトリートメントの持続期間が数日程度なのに対して、
サロントリートメントは1週間~長くて1か月くらいの間効果を持続させることができます!
そしてこの持続期間は、トリートメント後の日常的なケアなどによっても変わるのです。
髪の毛表面の部分は、シャンプーや摩擦などの外部刺激にいつもさらされている部分であるため、
表面にできたトリートメントによるコーティングがはがれやすくなります。
そのため、サロントリートメントだけに頼らず、普段からホームトリートメントをこまめに行ったり、
アイロンやドライヤーの熱から髪の毛を保護してあげたりすることで、
より長い期間サロントリートメントの効果を持続させることができます。
またサロントリートメントを定期的に行うことで、髪の毛の質感などを改善していくこともできるため、
特に傷みが激しい場合などはサロンでのケアがおすすめです。
髪の毛の状態により変わる
トリートメントによる効果の実感具合は、元々の髪の毛の状態や髪質などによって変わります。
かなり傷みが激しくて水分が全く足りていないような状態の髪の毛であれば、
1回の施術でもかなり髪質が改善したように感じることがあります。
しかし、元々の髪の毛がそんなに傷んでいない場合などは、施術前後の違いがあまり感じられないこともあります。
また、サロントリートメントなどで使用している薬剤は、
ドラッグストアなどで簡単に手に入るようなトリートメントよりもとても強力な処方のため、
あまり傷みのない髪の毛に施術すると、トリートメント自体が髪の毛への負担となってしまうことがあるのです。
髪の毛がほとんど傷んでいない場合は、サロンでのトリートメントも良いですが、
それ以上に普段のケアをしっかりと継続して、きれいな髪質を保つように心がけることが大切です。
次回もトリートメントの効果についてご紹介します。