ヘアトリートメントの効果②
前回に続き、トリートメントの効果についてご紹介します。
洗い流さないトリートメントの効果
トリートメントにはシャンプーの後に使うようなインバスタイプの他にも、
洗い流さないトリートメントのようなアウトバスタイプのアイテムも数多く販売されています!
これらのようなアウトバスタイプのトリートメントには、
インバスタイプとは異なった効果や役割があるのです。
ドライヤーやヘアアイロンによるダメージから保護
アウトバスタイプのトリートメントは、
ドライヤーやヘアアイロンを髪の毛に当てる前につけることによって、
髪の毛を熱によるダメージから保護してくれます!
髪の毛はたんぱく質でできているため、熱によって変性しやすく、
ドヤイヤーやヘアアイロンの熱は代表的な髪の毛のダメージの原因となります。
そのため、あらかじめアウトバスタイプのトリートメントで髪の毛表面をコーティングしておくことで、
髪の毛が直接的にこれらの熱によるダメージを受けることを予防してくれるのです。
日中もじっくり髪の毛のケアができる
インバスタイプのトリートメントが一時的に塗布して、すぐに洗い流してしまうという点に対して、
アウトバスタイプのトリートメントは日中もずっと髪の毛に留まって長い間髪の毛表面を保護してくれます♪
そのため、日中の紫外線や摩擦などによって受けるダメージから髪の毛を保護することができるのです!
また、髪の毛のパサつきを押さえることなどにも役立つので、
髪の毛をよりきれいに見せたいときや、湿気の多い日などにも効果が期待できますよ。
トリートメントの効果を出す5つの方法
塗るときは傷んだ毛先から
トリートメントを塗る際は毛先から塗りましょう。
毛先は髪の毛の中でも一番ダメージを受けているため、確実にトリートメント成分を塗ることが大切です。
反対に頭皮の近くは脂分も適度にあり、トリートメントをつけすぎると重くなったり、
余分な脂でトラブルを起こしたりすることもがあるので塗りすぎには注意が必要です!
塗るときは、ダメージのひどい所に栄養分を与えるイメージで行いましょう。
揉み込むようにしっかり塗布する
トリートメントは表面に塗るのではなく、髪の毛にしっかり揉み込むように塗るとダメージに効果的となります。
髪の毛の表面はキューティクルで覆われていますが、これはうろこ状となって髪の毛の内部を保護しています!
しっかりと揉み込むことで圧がかかり、キューティクルを開くことができます。
その結果、髪の内部までトリートメントの成分が浸透しやすくなるのです。
十分に浸透時間をとる
トリートメントはコンディショナーやリンスと違い、
成分を内部に浸透させることによりダメージヘアをケアします!
すぐに流してしまうとトリートメントは表面に付着するだけで浸透はしてくれないので、
商品ごとに記載してある放置時間は十分にとってから洗い流すことが大切です。
すすぎ過ぎ、すすぎ不足に注意
イオンを利用して吸着していくトリートメントの場合は、
過度のすすぎを行うとせっかくのトリートメント成分まで一緒に流れてしまうので気をつけましょう。
すすぎはトリートメントがぬるぬるしなくなる程度で大丈夫です!
逆にダメージのためにトリートメント成分を残そうとしてすすぎが足りないと、
髪の毛の重さや頭皮のトラブルの原因にもなってしまうので注意しましょう。
頭皮の方から流していくとすすぎ不足を防ぐことができます!
ドライヤー前の髪の毛の保護をしっかり行う
ドライヤーで髪の毛が傷んでしまうのは熱が主な原因となります。
そこで、アウトバストリートメントやヘアオイルを塗布してからドライヤーを使用することで、
熱や摩擦による髪の毛のダメージを軽減してくれるのです。
さらに、コーティングによってキューティクルの流れを整えて、まとまりのよい髪に仕上げることができますよ。
ドライヤーをかける際は頭皮から20センチ程度離すようにしょう。